邦ロック好きのためのSNS「ロケバン」を創りました | 邦ロックが持つ本質的体験について
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こんにちは。株式会社ウォールオブデス代表の堤 真聖(@masatojames )と申します。普段は早稲田大学の学生をやっていたり、ソフトウェアエンジニアをやっていたり、二足歩行を頑張っていたりします。
2021年3月16日に邦ロック好きのためのSNS「ロケバン」をリリースしました。邦ロックが好きな人は是非使ってみて下さい。詳細▼
1. ロケバンとは
ロケバンは好きな楽曲にお気持ちを紐付けて投稿するSNSです。
(Twitterをちょっと音楽寄りにしたイメージ。)
①楽曲選択: サインインなしでApple Music, YouTubeから自由に選択可能
②一言添える: 特に好きな歌詞、聴いた時の気持ち、紐付いてる思い出等なんでもOK
③投稿: タイムラインに流れます
2. なんで邦ロックだけなの?
ここがサービスのコアな部分です。なんで邦ロックにジャンルを絞ったのか。それは邦ロックというジャンルの特徴がこのサービスに一番合っていると考えたからです。
ここでの邦ロックの定義: 日本で活動しているバンド編成のアーティスト
例) ONE OK ROCK, RADWIMPS, ELLEGARDEN, 04 Limited Sazabysなど
僕は何を隠そう音痴ですが、小さい頃から音楽を聴くのが大好きでクラシック・アニソン・ボカロなど何でも聴いていました。最近はジャズを聴いています。
邦ロックはその中でもメロディアスで共感性が高いと感じます(これはよくメディアやTVで説明されている特徴でもあります)。よくみんなが「エモい」と形容しますよね。
情熱・恋愛といった感情が歌詞やメロディから滲み出たり、アーティストの人間性に親しみを感じるのが邦ロックの特徴です。
所感ベースで分かりやすく納得させましょう。back number聴いたら元カノが隣にいた時の感覚になりますよね?My Hair is Bad聴いたら春の匂いがしてきますよね?つまりはそういうことです。
まとめると音楽性としての邦ロックはアーティスト・歌詞・メロディから多角的に僕たちの五感を刺激してくるという特徴があります。
また、「ライブ」という文化にも大きな特徴があります。彼らのライブの多くは50~2000人規模のライブハウスで行なわれます。それはとても激しく、箱に鳴り響く音と観客が一体となるコールアンドレスポンスがたまりません。モッシュ・ダイブ・サークル・ウォールオブデス何でもアリです。(ライブによるからマナーは守ろうね)
つまり、活動主体として邦ロックは小さな箱で観客とぶつかりあって創るライブが特徴とも言えます。
これら2つの特徴が重ったものが邦ロックというジャンルであるというのが僕の見解です。
以上を仮定とすると、どちらもバンドとファンの相互作用が必須であることから、邦ロックはそれ自体がとてもソーシャルなものであることが分かります。
僕はその仮定から、邦ロックに特化したソーシャルな体験を具現化することによって更にこの相互作用を強めることが可能であると考えました。つまり、邦ロックにはまだまだ成長の余地があると信じこのアプリを開発しました。
ビジネスの観点で言っても、to Cにおいてはソーシャルな部分を深くもつ市場にフォーカスした方がスケールしやすいと考えています。そして邦ロック自体のコンテンツが豊富なのも決め手でした。(ライブ・CD・楽器・機材・レコーディング・グッズなど)
(他にも兄がバンドをやっていた等の感情的な理由がいくつかありますが、とりあえず以上が邦ロック特化型SNSを開発した経緯として一番説明しやすい。)
3. ロケバンの本質的体験
そして、上記の1つめの本質的体験「共感性」を一つのiOSアプリに落とし込んだのがロケバンです。
ロケバンの「フィード」という機能は僕たちの共感性を深めてくれます。
邦ロックからあなたが本能で感じたものをストックしていつでも遡ることができるし、同じような感情を抱いた人を見つけることができます。
よく音垢(Twitter上にある邦ロック界隈のこと)で「同じバンドとか好きな人と繋がりたいんだけど」「ライブ友達いないかな」といった呟きを見かけます。
お一人様極めてて笑う
— 🐶 (@saiberm__oO) April 14, 2021
好きなバンドが同じのバンド友達欲しい〜〜
めちゃくちゃライブ友達ほしいLJKでゃぁぁぁぁ!!!!!#日曜日だし邦ロック好きと繋がりたい #日曜日だし邦ロック好きな人と繋がりたい #日曜日だし邦ロック好きな人がRTしてくれることを願う pic.twitter.com/Wxi8gzeloJ
— maいya (@Non_stop_05) April 11, 2021
ロケバンはまさに、深層の部分からあなたと音楽のセンスが合う人を見つけることができます。
4. ロケバンの今後
ロケバンは、上記の体験価値をトコトン追求します。「邦ロックに興味がある人や邦ロックを聴いている人なら必ず使うアプリ」にします。
追加予定の機能としてはざっくり以下のようになっています。
- フィードをよりカスタマイズし「感情」の表現力を高める
- ソーシャル機能の強化(ユーザーのレコメンドやアクション導線の強化)
- 「ライブ」への体験への導線(コロナとの兼ね合いを見て実装予定)
- Android版開発(未着手。長い目で見てほしいです。)
- アーティスト参加型の体験
他にも、細かくて全然よいので「こういう機能がほしい」等あれば教えてほしいです。
5. 会社として
僕はロケバンを開発するにあたって株式会社ウォールオブデスを立ち上げました。今は僕一人ですが、僕はこの会社を「音楽を愛する人たちが力を発揮するクリエイティブ集団」にしたいと思っています。
ロケバンの体験的価値同様、音楽の本質的な体験に徹底的にフォーカスを当て、さらに音楽活動がしやすい世の中を目指します。
その最たるミッションとして「音楽界のしがらみを取り払い、邦楽ロックで世界中に旋風を巻き起こす」を掲げています。
6. さいごに
ロケバンぜひ使ってみてください。感想聞かせてくれたら嬉しいです。
本稿に関する感想や意見などもお待ちしています。